ゼロ市債活用による建設工事の早期発注のお知らせ

記事ID：0064652 更新日：2022年2月7日更新印刷ページ表示

　村上市では、公共工事の施工時期等の平準化および早期完成を図るため、新年度分の公共工事の入札や契約を前年度中に行う「ゼロ市債」を活用することとしましたのでお知らせします。

発注方法および入札手続きについて

通常の建設工事と同様、入札公告は入札情報公開サービスで行い、参加申請および入札は電子入札システムで受け付けます。
制限付き一般競争入札に付した案件は、通常の建設工事と同様に、村上市ホームページ「入札・契約情報」でもお知らせします。
ゼロ市債を活用した建設工事については、工事名に（ゼロ市債）と明記します。

契約・支払手続きについて

ゼロ市債を活用した工事において、前払いや中間前払い、部分払いの請求が可能となるのは、新年度4月1日以降になります。
事業年度を超える際の契約変更は不要です。

ゼロ市債とは

　市の会計は単年度会計であり、工事等の発注は原則として、新たな年度になってからの入札・契約手続きになります。このため、年度当初からの工事着工は難しく、閑散期が生じ、逆に年末等に工事が集中してしまう状況があります。
　そこで、施工時期等の平準化を図るため、単年度会計の例外である債務負担行為を設定し、新年度の公共工事の入札や契約を前年度のうちに行うことにより、前年度中または新年度当初の工事着工を可能にするものです。
　債務負担行為を設定する年度には、前払金等の支出はなく（ゼロ）、翌年度以降の支出となることから、「ゼロ市債」と言われています。