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新潟県村上市瀬波温泉三丁目2番22号
約16,700平米
約2,677平米
木造一部鉄筋コンクリート造
約130台
290席(2階)
アリーナ(パーク・ストリート)、ボルダリング
トレーニングコーナー(スラックライン)、ランニングコース(1周約170メートル)
本市は林野率85.2パーセントと県内屈指の林野地であり、林業が主要産業となっております。この当市の林業をPRするため、市産材をふんだんに使用した木造一部鉄筋コンクリート造とし、大規模な木構造を象徴的に用いた建築としました。
構造体としての木材使用量は約690立方メートルに及んでいます。建築物としての特徴は、耐震構造上のバランスを考慮して南北約65メートル、東西30メートルの長方形による整形な形状とし、小屋組みにトラス構造を採用することにより、木造であっても30メートルの大スパン空間を実現しています。
国や県が推奨している、木の新素材として注目されているCLTを外壁や間仕切り壁に採用しています。CLTとは板の層を各層で互いに直交するように積層接着した厚型パネルのことをいい、断熱性が高く、耐震性にも優れていることが特徴です。CLTの普及が新しい木造建築物の世界を切り拓く起爆剤となることを期待しております。
村上市スケートパークは、「スポーツ振興くじ助成金」を受けて整備されたものです。