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絵本「小岩内のきせき」
絵本制作について
令和4年8月3日からの大雨による災害により、市内各地で甚大な被害を受けました。大きな災害にも関わらず、一人の人命を失うことなく、避難できたのは、区長や消防団、防災士の迅速かつ的確な対応と市民の皆さんが日頃から高い防災意識を持ち、行動した結果です。
その中でも小岩内集落においては、一旦は公会堂に避難したものの、55年前の羽越水害で被害を受けた経験から、高台の住宅へ再避難を決断しました。その2時間後、公会堂は大量の土石流に飲み込まれましたが、人命を失うことはありませんでした。
過去の経験を活かし、冷静に判断したことがこのような奇跡的な避難につながりました。このような体験・経験を絵本化し伝えていくことで、この災害の記憶と教訓を風化させることなく後世に継承することを目的としています。
令和6年1月31日に学校法人 国際総合学園 新潟デザイン専門学校と協定を締結し、クリエイティブデザイン科の3年生9名に制作をお願いしました。令和6年5月には、小岩内集落で取材を行い、ストーリーや挿絵のデザインを制作。およそ半年の制作期間を経て完成に至りました。
絵本のデータ
下記リンクからPDFデータを取得することができます。