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市では今まで、紙で確定申告書を作成し税務署へ提出していましたが、事務効率化、経費削減、デジタル改革の観点から紙での送付を辞め、電子データで税務署へ提出することとなりました。その際に必要となるのが利用者識別番号となります。
e‐Taxをする際に必要な16桁の番号です。この番号を事前に取得していただくことで、確定申告書を村上市から税務署へ電子データとして送信できるようになります。利用者識別番号は、一度取得すると毎年使用できる番号となります。
確定申告が必要な方です。
市・県民税の申告(収入がない方や、申告しても所得税の納税や還付金が発生しない方など)は取得する必要はありません。
e‐Taxのページ(外部サイト)から取得できる方法と書面で村上税務署に届け出る方法があります。
e‐Taxのページ(外部サイト)内での操作手順などは、下記「初めて利用者識別番号をe‐Taxのページから取得される方」をご覧ください。
また、インターネットで取得する場合は、即時に番号が取得できますが、書面で届け出る場合は取得するまでに期間を要しますのでご注意ください。
書面で届け出る場合の様式:電子申告・納税等開始(変更等)届出書 [PDFファイル/284KB]
税務署から送られてくるはがきで確認することができます。
また、忘れてしまった場合は利用者識別番号の変更の手続きが必要です。
手続きは、初めての方と同様にe‐Taxのページ(外部サイト)で申請するか書面で提出する必要があります。
書面で届け出る場合の様式:電子申告・納税等開始(変更等)届出書 [PDFファイル/284KB]
電子データで確定申告書を送ることで以下のようなメリットがあります。
データで提出されると、紙で提出された申告書に比べて入力やチェックの時間が短縮されるので、還付金がある場合は通常の場合に比べて早く還付金を受け取ることができます。
電子データを原本として税務署へ送信するため、内容を確認していただいたあとに署名していただく手間がありません。
また、電子データで申告書を送信するため、医療費のおしらせやおむつ使用証明、寄付金控除の証明書、住宅借入金の年末残高証明書など、提示していただいて確認を取るだけで、書類を添付する必要がなくなります。
申告書の原本を印刷する必要がなくなり、印刷にかかる経費が削減できます。(控えはお渡しします)
また、申告書の送付にかかる事務が減ることで、事務の効率化が図られます。
e‐Taxのページの入力例やページの説明になります。
利用者証明用のパスワード(マイナンバー受け取り時に決めた4桁)の番号を入力し、マイナンバーを読み込んだら、利用者識別番号が交付されます。
その後、利用者識別番号用のパスワードを新規に作成し、番号の取得作業が完了となります。
暗証番号、納税者確認番号は、ご自身が決定する項目です。
e‐Taxをすることになった時など、必要となりますので忘れないようご注意ください。
最後は、入力内容を確認し、利用者識別番号が発行されます。
利用者識別番号は、申告の際に伺うことがありますので、メモを取るなどして保管してください。