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平成24年5月広島県福山市のホテルで7名が死亡、3名が負傷する火災が発生しました。この火災を受け、平成15年9月30日に廃止した「防火基準適合表示制度(旧適マーク制度)」の仕組みを再構築し、平成26年4月から新たな「防火対象物に係る表示制度」の運用が開始されました。
この制度は、ホテル・旅館などの防火安全に関する情報を利用者に提供するものです。ホテル・旅館などの関係者からの申請により消防機関が審査し、消防法令、建築基準法令に定める防火基準に適合している場合は、消防機関から交付された表示マークの掲出およびホームページなどでの表示マークの使用が可能となります。
平成26年4月1日 申請・受付開始
平成26年8月1日 建物への表示マークの掲出、ホームページなどでの表示マークの使用開始
表示基準に適合していると認められた場合「表示マーク(銀)」が交付され、3年間継続して表示基準に適合していると認められた場合には「表示マーク(金)」が交付されます。
地上3階建て以上で収容人員が30人以上のホテル・旅館など(複合用途の建物内にホテル・旅館などがある場合を含む。)が対象です。
表示制度の対象とならない2階以下または収容人員30人未満のホテル・旅館などは「表示制度対象外施設申請」を行い、表示基準に適合していることが認められた場合、「表示制度対象外施設」である旨の通知を受けることができます。
表示マーク交付事業所一覧 | ||||
交付事業所の名称 | 所在地 | 交付年月日 | 有効期限 | 表示マークの種類 |
大観荘「せなみの湯」 | 村上市瀬波温泉二丁目10番24号 | 平成26年8月1日 | 令和8年7月31日 | 金マーク |
新潟県市町村職員共済組合 瀬波はまなす荘 | 村上市瀬波温泉一丁目2番17号 | 平成26年8月1日 | 令和8年7月31日 | 金マーク |
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