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平成25年度の活動
「昔ながらの」料理講習会 そば打ち体験
12月8日、夏にみんなで種をまき、秋に収穫したそばの実を使った「そば打ち体験」を実施しました。
参加者のほとんどが、「そば打ちは初めて」という中、猿沢地域から自他ともに認める「そば打ち名人」2名を講師に迎えました。
講師
「ぜひ、猿沢地域の地域の方から」ということで、川村廣さん(川端)、渡辺哲栄(桧原)さんにお願いしました。お忙しい中、快くお引き受けいただきありがとうございました。
1回目 10時00分開始
1回目と2回目に分けて行われた講習会。1回目は、主に個人(またはご夫婦)で申し込まれた参加者が中心でした。
まずは、講師が手本を見せます。今回は、初心者でも失敗が無いように、小麦粉をつなぎに使用する「二八そば」を作ります。 そば粉の扱い方、水回し、生地のこね方、のばし方、そばの切り方、そしてゆで方。名人の流れるような手さばきはさすがです。
その後、参加者は自らそば打ちを行います。参加者は講師の手ほどきを受けながら、次々とそばを完成させてい来ました。
最後に、そばのゆで方を教わって、講習は終了です。
打ちたてのそばは本当に美味しく、自分で打ったそばは格別です。
2回目 11時30分開始
2回目は、家族やお子様と一緒に申し込まれたファミリー向けで、とても賑やかな講習でした。
試食会
打ちたてのそばは本当に美味しく、また、自分で打ったそばは格別のようです。
来年も「体験型農業」や「昔ながらの」料理講習会を通じて、地域の魅力を発信しつつ、地域住民の交流を深めていきます。
地域の茶の間勉強会 立ち上げ支援
高齢者を支援する取り組みとして、「地域の茶の間」についての勉強会を開催しました。
勉強会は、「地域の茶の間」を立ち上げていない集落を対象とし、集落区長をはじめ、女性を中心に毎回20名以上の参加をいただきました。
8月30日 勉強会1 「地域の茶の間」について 参加者20名
1回目の勉強会では、村上市社会福祉協議会の相馬さん、村上市保健師の佐藤さんから「地域の茶の間」の概要について、分かり易く説明していただきました。
今回参加していただいた方々には、それぞれ各集落に戻り、必要性や組織化の可能性についての協議をお願いしました。
10月4日 勉強会2 具体的な活動事例 参加者25名
2回目の勉強会では、具体的な活動事例を資料として配布したほか、前回の勉強会をふまえ、各集落内での協議した結果や経過を報告していただき、情報の共有を図りました。
10月29日 地域の茶の間従事者研修会 参加者13名
「地域の茶の間」の代表者または世話人を対象に開催される研修会(主催:村上市社会福祉協議会)に、猿沢地域から13名が参加しました。
研修会では、実際に活動している方々から、とりくみ内容の発表があり、その後、グループに分かれて意見交換をしました。
これから立ち上げる側としては、福祉やボランティア活動の先輩から生の声を聴き、その志しや意気込みに刺激を受け、今後の方向性を考える上で参考になったと思います。
11月22日 勉強会3 活動内容検討会
これまでの勉強会で学んだこと、研修会で感じたことを活かして、来年4月の立ち上げをイメージして、組織化までのスケジュールと年間計画(素案)を考えました。
最後に、各集落の代表の方から、地域の茶の間についての方向性、事業内容について発表していただきました。
以上、高齢者の支援策として実施した「地域の茶の間」の勉強会の様子でした。
次回の予定は、2月18日に「地域の茶の間」従事者研修会(主催:村上市社会福祉協議会)への参加を予定しています。
朝日中学校区小中一斉あいさつ運動(連続5日間)
10月7日から11日までの5日間、猿沢小学校と猿沢地域まちづくり協議会の連携により、あいさつ運動を実施しました。
「郷育のまち・村上」として、学校と地域が一体となった教育活動を推進しており、朝日地区では「あいさつ」と「あたたかい言葉」に力を入れています。
期間中は、各集落区長をはじめ、地域の方々が猿沢小学校付近に集合して、登校してきた児童らとあいさつや言葉を交わし、コミュニケーションを深めました。
第51回朝日駅伝大会
11月3日、第51回朝日駅伝大会が行われ、29チームが10区間(34.3キロ)でタスキをつなぎました。猿沢地域からは前年度と同じく4チームが出場し、地域の代表としてがんばりました。
猿沢地域まちづくり協議会では、昨年から出場チームを支援しています。選手とスタッフは、9月から大会当日までの間、合計11回の練習会を通して、実力を磨き、友情を深め、本番に挑みました。
結果は、以下のとおりです。
順位 | チーム名 | タイム | 集落など |
4位(12位) | 鷹取RC | 2時間18分10秒 | 下三ヶ村 |
(2時間25分51秒) | |||
12位(15位) | 猿沢モンキース | 2時間25分05秒 | 猿沢 |
(2時間03分48秒) | |||
16位(19位) | 猿ザイル | 2時間28分51秒 | 上野・板屋越・桧原 |
(2時間33分00秒) | |||
27位(26位) | 猿沢AKB | 2時間43分44秒 | ※女性のみ |
(2時間40分58秒) |
※カッコ内は昨年の記録です。
練習の様子
鷹取RC
猿沢モンキース
猿ザイル
猿沢AKB
そばづくり体験 収穫
11月2日、そばの収穫作業を行いました。予定していた10月20日、予備日の10月27日ともに雨により延期になっていました。本当は、地域のみなさんと一緒に作業を行いたかったのですが、やむを得ず、担当部会のメンバーとまちづくり役員で作業しました。
午前9時
そばの収穫は「初めて」という参加者ばかりでしたが、さすがは農作業のベテラン揃い、コツをつかむと早いもので、約2時間余りで約5アールのそば畑の刈取りが終了しました。
午前11時
ブルーシートの上に集められた「そばの束」を、棒で叩いて実を落としていきます。本来、数日間の天日干を経て、熟成を促してから叩き落とすのですが、収穫時期が遅れていることもあり、すべての落としてしまいます。この作業を約1時間、9割方のそばの実を落とすことができたようです。
午後1時
残りのそばの実を落とし終え、本日のメインイベント、唐箕による「選別作業」の開始です。唐箕に投入する前に、落としたばかりのそばの実をふるいにかけ、葉や茎、雑草などの大きいゴミを取り除きます。
ハンドルを回転させると、風力により軽いゴミなどは前方に吹き飛ばされ、比して重量のあるそばの実や小石などは落下します。投入口の開き具合や回転スピードなど、慣れるまで多少の時間は必要ですが、とても便利な道具です。
一度唐箕に通したそばの実は、もう一度唐箕にかけます。この作業を約30分間、ひたすら繰り返しました。
午後2時
細かいゴミや小石を取り除いていきます。最終的に美味しいそばを食べるためには、きれいなそば粉が必要ですが、地道で、辛抱強く、粘りづよさが要求されるこの作業が大事です。みんなで目を凝らし、黙々と作業を進め、午後3時に無事に収穫作業の終了が終了しました。
次回は12月8日、「昔ながらの」料理講習会で、「そば打ち体験」を実施します。
猿沢地域一斉クリーン作戦
10月13日、猿沢地内の全集落一斉にクリーン作戦を実施しました。昨年に引き続き2回目の開催です。この事業は、自分が生まれ育った郷土を愛する心を育み、ゴミの不法投棄防止の啓発のため、子どもからお年寄りまでが一斉に集い、同日、同時刻に実施しました。
未明からの雨で、参加者の出足が鈍るのではと心配されましたが、作業開始の直前に雨があり、雨具なしで作業をする事ができました。
日ごろから、地域のみなさんがゴミ拾いをしているおかげで、目につくゴミは少ないようです。しかし、道路脇の草むらなどには、みえないゴミがたくさんありました。
今回の作業には、約350人が参加、ゴミの重量は約170キログラムでした。また来年も、がんばりましょう。
板屋越集落の様子
寺尾集落の様子
猿沢地域盆おどり大会
8月16日、朝日みどりの里多目的屋根付き広場において昨年に引き続き、2回目となる「猿沢地域盆おどり大会」を開催しました。
伝統行事の継承と、地域住民、お盆の帰省客も気軽に参加できる交流の場として、当協議会の交流事業部が中心となって企画したイベントで、会場には約500人が訪れ、唄、笛、太鼓に合わせて老若男女が輪をつくって踊り、お盆の夜を楽しみました。
地域全体としては2回目の「盆おどり」で、今年は猿沢集落と桧原集落の盆おどりメンバーが唄、笛、太鼓で会場を盛り上げました。
また、同協議会メンバーらによる模擬店や、景品が当たる大抽選会も行われました。
そばづくり体験 種まき
8月4日、猿沢地内(まほろば温泉の裏手)の畑で、そばづくりが始まりました。この事業は、農林業を体験してもらい、里山や大地の恵みの大切を知ってもらおうと実施するものです。
そばづくりがブームになっていた頃に比べると、近年はあまり見かけなくなってきていますが、育てやすさや、収穫しておいしいそばをみんなで食べれることから、そばづくりを選びました。
初年度となる今年、約5アールの畑に、5キロ程度のそばの種をまきました。種をまいた後は、熊手を使って軽く土をかぶせました。そのあとは、用意した看板に、子どもたちにカラフルに文字を書いてもらいました。
作業終了後は、昼食交流会を開催して、豚汁などを食べました。秋の収穫が楽しみです。
猿沢地域の魅力再発見!宮ノ下・下中島集落ウォーキング
6月22日、猿沢地域資源調査事業の第二弾、宮ノ下・下中島落ウォーキングを開催しました。
この事業は、地域や集落に昔からある自然・歴史・文化などの「地域資源」に再び光をあてると共に、新しい「地域資源」の発見・発掘を目的としています。このとりくみを通じて、「地域資源」が損なわれること無く、それらの魅力を再確認することによって、集落住民はもとより、より多くの人に本当の「地元の姿」を知ってもらい、次世代へ伝えていければと考えています。
今後は、猿沢地域の全集落で資源調査を実施し、その成果として「集落資源マップ」などにまとめていく予定です。
木製プランターづくり(猿沢小学校創立140周年記念)
6月6日、猿沢小学校体育館で、木製プランターづくりを開催しました。この事業は、今年140周年を迎える同校のPTA、新潟北部地域林業振興協議会、猿沢地域まちづくり協議会が協力して実施しました。
この日は、児童と学校関係者のほか、PTA主催の孫親教室の祖父母、林業関係者、まちづくり協議会メンバーなど、約150人が参加しました。4年生から6年生は、木製プランターの組立作業を行いました。1年生から3年生は「日々草」の植栽を担当しました。
完成したプランターは、秋に予定されている「140周年記念式典」まで、児童らが大切に手入れをしていただき、同校の歴史に花を添えることになります。
平成25年度総会
4月20日、朝日みどりの里日本間において、平成25年度の総会が開催され、以下の議事が承認されました。
- 第1号議案 平成24年度事業報告
- 第2号議案 平成24年度決算報告、監査報告
- 第3号議案 規約の改正
- 第4号議案 平成25年度事業計画(案)、収支予算(案)
猿沢地域における「市民協働のまちづくり」の二年目がスタートしました。