本文
第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 | 第5回 |
第6回 | 第7回 | 第8回 | 第9回 |
百姓やってみ隊 平成30年度の活動が始まりました。
昨年度に引き続き参加いただている方とは、数か月ぶりのうれしい再会。また、新たな隊員も迎え「さあいっしょに、農業体験&生業体験」さんぽく暮らしを満喫しましょう!
1日目は、豪雨災害となるほどの"雨”そして"風"が強く、午前中から畑作業の予定を急きょ変更。午前中は、中浜にある塩工房へ。社長さんから「塩」にまつわるお話を体験談を織り交ぜながら伺いました。午後からは、意を決して畑へ。隊員のマイ畑に教わりながら手早く野菜の苗・種を植え、冷え切った体を「ゆり花温泉」でホッとに。夜はさんぽく会館で畑作指導をしていただいている地元の方も参加し交流会。天気は最悪でしたが、最高のスタートが切れました!
2日目は、大毎集落の「田植えツアー」に参加。 1日目の最高のスタートに続き、最高の天気。快晴。絶好の田植え日和。「大毎集落の皆さんと会話しながら、気持ち良~く」田植え体験。昼食は、集落センターへ移動。地元のお母さん方が腕によりをかけた山菜づくしの料理が並べられ、大毎集落のみなさんと交流昼食会。お腹も心も満タンに皆さん帰路に就かれました。
百姓やってみ隊 第2回活動を6月16日(土曜日)17(日曜日)と行いました。
1日目は、百姓隊の畑へ。前回活動で撒いた種や苗が大きく成長。これから収穫までに欠かせない作業があります。「日常の手入れ」です。基本的な手入れの方法を地域の方から教わります。間引き、追肥、わき芽かきを教えていただき、さっそく割り当て2畝ずつのマイ畑。愛情を込めてメンテナンスします。畑を深く耕し、野菜の生育しやすい環境を手軽に作れる耕運機。そんな憧れの耕運機の使い方を講習。トコトコと畑を耕し、モリモリと畝を立ててもらいました。初めて使う方も多く、皆さんとても楽しそうに耕運機を走らせていました。このほかにも、玉ねぎの収穫や大豆の種まきを行い、畑でゆっくりと初夏の1日、農作業を楽しみました。
2日目のテーマはズバリ「海」。海山川三拍子そろったさんぽくの「海」を感じる1日は、漁師のおかあさんに教えていただく「イカの塩辛づくり」「ヤナギカレイの干物づくり」でスタート。海産物をさばくことが既に非日常体験。悪戦苦闘しながらも絶品の手作り塩辛ができました。
次は、桑川へ移動。遊覧船に乗り、村上市が誇る名勝笹川流れを、まずは海から感じます。次に、先ほど海から見た笹川流れを陸から感じてもらいます。桑川漁港から板貝集落までの約2キロメートルを、自分のペースでゆっくり散策しました。青い海と白い雲、天気も良く海も穏やか。平穏でゆったりと流れる透き通った時間を皆さんで過ごしました。
百姓やってみ隊 第3回活動を7月14日(土曜日)15(日曜日)と行いました。2日間とも真夏の日差しがサンサンと照り付ける中、こまめに休憩をとりながらの活動です。こんなときの休憩に、いただく“麦茶”は最高です!
1日目は百姓隊の畑での活動。春に植えた3種のじゃがいも「ダンシャク」「メークイン」「キタアカリ」と昨秋植えた「にんにく」が収穫のタイミング。種いもに取っておいた少量からホクホクのじゃがいもがたくさん獲れました。続いては、百姓やってみ隊の人気イベント「焼畑」の準備。大量の杉の葉を畑へ運び入れ、枝を組んでその上に杉の葉を乗せて、よく乾かします。1日目最後の作業は「そばの種まき」。2台の耕運機で耕した後、信濃1号の種をみんなで撒きました。冬には、みなさんで手打ちそば。今から楽しみです。
2日目のテーマはズバリ“川”!海山川三拍子そろったさんぽくの「川」を感じる1日です。その前に、「さんぽく軽トラ市」に今年初出店。昨日収穫したばかりの「じゃがいも」「玉ねぎ」を中心に販売。3連休で車の往来は多かったのですが、あまりの暑さにお客さんがいつもより少ない軽トラ市となりました。灼熱の軽トラ市から、さんぽく会館へ移動し、収穫した野菜で昼食のカレーライスとサラダ作り。それをこぼさないように、車で15分の小俣集落にある小俣水辺湖畔公園へと運びます。小俣川の水辺にテントを張り、お待ちかねのカレーライスをいただきます。ん~格別です。お腹が満たされたところで、さぁ川に入ります。山北地区から参加している隊員に教えてもらい、縫い針と割り箸でヤスを手作り。透明で澄んだ小俣川を水メガネでのぞくと、いました!カジカです。一人で4匹捕った人も。普段経験できない川での体験に、みなさん夢中。そして、2日間の活動のシメは川で冷やしたスイカと炭火で焼いたトウモロコシとカジカをいただきました。とてもとても暑い2日間でしたが、みなさん笑顔で楽しく過ごすことができました。
百姓やってみ隊 第4回活動を8月4日(土曜日)5(日曜日)と行いました。今回のテーマは「山」。
1日目は百姓隊の畑で「焼畑体験」。カラカラに乾燥した杉の葉がメラメラと燃え上ります。完全に灰になるまで燃やした後、赤かぶの種を撒きます。秋にはさんぽくの味覚「赤かぶ漬」を皆さんで作ります。この日も30度を超える夏空。みなさんお待ちかねの休憩時間には、冷た~い、かき氷。バニラアイスと畑で獲れたメロンを凍らせてかき氷にトッピング。最高です。
2日目は、県内有数の林業のまち山北を知っていただく企画「林業体験」です。森林が茂りすぎるのを防ぐため行う間伐を体験。直径30センチほどのヒノキを地元の方の指導でゆっくりと切り倒します。切り倒したヒノキから枝を採取し下山。村上市内在中の方から教えていただき、採取したヒノキからエッセンシャルオイルを作ります。100%天然のエッセンシャルオイル。ヒノキの香りに、皆さんなリラックス&なんだか幸せな気分に。そんな締めくくりの2日間でした。
百姓やってみ隊 第5回活動を9月15日(土曜日)16(日曜日)と行いました。
1日目は百姓隊の畑で「野菜の収穫」です。少々雨が降る中、6月の活動で植え付けたネギをちょっと早めに収穫。さんぽく軽トラ市で販売するため、水で土を落とし丁寧に袋に詰めます。皆さんが一列になり和気あいあいと流れ作業。「ザッと土を落とす人」⇒「ヨ~く土を落とす人」⇒「ビシッと長さをそろえて切る人」⇒「ザッくりと同じ量を袋に入れる人」⇒「つぶらな瞳で作業を見守る子」。すばらしいチームワークです百姓隊。こうして立派に仕上げた百姓隊のネギは、翌日の軽トラ市でも売れ行き好調。見事に完売となりました!
午後からは、「乗船・釣り体験」。応援プロジェクトメンバーのご協力でプレジャーボートをお借りし出航です。笹川流れをゆったり進む遊覧船も素晴らしいですが、海面に近くを進むプレジャーボートのスピード感や爽快感は格別です。プレジャーボートでの釣り体験では「イナダ」を釣り上げることに見事成功。岸壁では「豆アジ」がたくさん釣れ、初秋を感じる1日をゆっくりゆったり皆さんで過ごすことができました。
2日目は、高さ555メートルの山「日本国」登山です。心配された天気も急回復し、絶好の登山日和。日本国のネイチャーがガイドとして着任したの地域おこし協力隊のガイドを先頭に登山開始。山北地区の隊員では「登るのは小学校以来」という方いて、魅力あふれる山北の自然を再認識する機会となりました。下山後は「疲れたけど、またみんなで登りたいね~」との声も。来年もぜひ皆さんで登りましょう!
百姓やってみ隊 第6回活動を10月13日(土曜日)14(日曜日)と行いました。
1日目は、百姓隊の畑で秋の味覚「さつまいもの収穫」です。ひとつひとつ丁寧に掘り出します。巨大なものから小さなものまでたくさん収穫できました。昼食は百姓隊秋のミニ収穫祭。新聞紙を濡らし、アルミホイルで包み炭火でじっくり「焼き芋」&収穫した里芋と牛肉を煮込んだ山形名物芋煮に、うどんを入れた「芋煮うどん」。秋晴れの空⇒みんなで収穫⇒みんなで料理⇒みんなで食べる⇒コレ最高です! 午後からは、8月の焼畑で蒔いた赤かぶを収穫。山北特産の「赤かぶ漬け」今回は千切り漬けにしました。このほか畑では、来春に収穫するにんにくを植え付けました。
2日目は、大毎集落の秋の大収穫祭(稲刈りツアー)に参加。5月に百姓隊も参加して田植えをした同じ場所で稲刈り体験。刈った稲の束ね方を大毎集落のみなさんに教えてもらいます。稲刈りの後も、大毎のみなさんによるお楽しみは続きます。「稲の束を遠くへ投げる競争」「餅つき」そして「昼食交流会」。春の田植え、今回の稲刈り、そして冬のスノーモービルでの水汲み体験と、大毎のみなさんとの交流は続きます。
百姓やってみ隊 第7回活動を11月10日(土曜日)11日(日曜日)と行いました。
1日目は、全国でも珍しい漁法大川の「コド漁」を見学。強く雨が降るあいにくの天気となり、水が濁っていてサケを鉤(カギ)で引っ掛ける様子は見られませんでしたが、大川漁協の組合長さんからお話しを伺いました。次は、前回の活動で収穫し天日干しした大豆の脱穀作業です。先が二股に別れた棒で叩いて豆を殻から出します。今年は豊作で立派な豆がどっさり取れました。お昼ごはんは、以前百姓隊で作った自家製味噌を使ったちゃんちゃん焼き。みんなでおいしくいただきました。午後は、畑で赤カブなどを収穫し、今回は切り漬けにしました。
2日目は、山北地区の産業・芸能・文化が一堂に会するさんぽく祭に出店。秋晴れの穏やかな日差しの中、軽トラ市で昨日収穫した長ネギや大根、さつまいもなどの新鮮野菜を販売。また、山北地区まちづくり協議会として、山北産の塩を使ったポップコーンや花の種を来場者に無料で配布しました。
百姓やってみ隊 第8回活動を12月1日(土曜日)2(日曜日)と行いました。
1日目は、午前中にそば打ち体験。百姓隊の畑で育てたソバは収量が少なく、村上市内産のソバ粉を使い、つなぎ無しの十割そばに挑戦。加減しながらで水を加え、練る作業に悪戦苦闘しながらも、手打ち感あふれる年越し手打ちそばが完成しました。午後からは、大毎集落の豆工房 丸長味噌さんで自家製味噌づくり体験。百姓隊の畑で育てた大豆と米、麹、塩をしっかり混ぜ合わせ、樽で1年ほど熟成させて完成です。
2日目は、この時期には珍しく、太陽がぽかぽかと顔を出すなか、畑で冬野菜の白菜、キャベツ、長ネギ、大根、赤カブを収穫です。お昼前には、畑からさんぽく会館に移動し、餅つきです。自他ともに認める合いの手の名人、N隊員が音頭を取り、隊員が順番に勢いよく杵を振ります。つきたてのお餅は、百姓隊畑で育てた大豆を炒った自家製きなこに絡め、おいしく頂きました。
百姓やってみ隊 第9回活動を2月2日(土曜日)3(日曜日)と行いました。
1日目午前中は、さんぽく生業の里へお邪魔し、山北地区に昔から伝わる郷土郷里のアク笹巻きづくりを体験。生業の里の方から丁寧に教えていただき、樹木の灰から抽出した灰汁(アク)に浸したもち米を笹で巻きます。昼食前に山熊田の集落内を散歩。融雪のため、道路には川のように水が流れ、靴下までグッショリ。昼食は、絶品の栃もち付き山の幸御膳。お腹いっぱいになったところで、山熊田を後にし、「えっ畑、行くの?」の声にも負けず、いざ、厳冬の畑へ。雪上宝(赤かぶ)探し。収穫した赤かぶは、今回は山熊田レシピで赤かぶ漬けにしました。
2日目は、大毎集落の水汲みツアーに参加。地元の方が運転するスリリングなスノーモービルに同乗し到着した鰈山清水の水汲み場。普段は道路と同じ高さですが、この日は雪の階段を5mほど降り、ペットボトルに汲みます。その後もスノーモービルの運転体験やバナナボート、にぎやかな昼食交流会もあり、雪のさんぽく暮らしを満喫していただきました。