第7期百姓やってみ隊活動のようす

第1回活動（2021年8月7日）※中止

新型コロナウイルス感染症を考慮し、予定していた活動は中止しました。
事務局担当で実習地の畑で焼き畑を実施し、赤かぶの種をまきました。

第2回活動のようす（2021年9月25日）

新型コロナウイルス感染症により、予定日を1週間遅らせて開催しました。
午前中は県境の鼠ヶ関マリーナで釣り体験と近海のクルージング体験をしました。釣りの狙いはアジでしたが、この日は小さなフグが群れを成して海中を泳いでおり、なかなか狙っているアジがヒットしません。そんな中でも粘り強く竿をおろし、少量ですがアジやサバなどを釣り上げることができました。釣った魚はもちろん各自お持ち帰りしました。
午後は畑でさつまいもの収穫、畑の耕起体験を実施。さつまいもはかなり大きなサイズを収穫しました。大きくなりすぎた感はありますが、天日干し後、2ヵ月程度追熟させて皆さんに味わっていただこうと思います。追熟がうまくいくことを期待しましょう。畑の耕起作業は近くの養鶏場からいただいた栄養たっぷりの鶏糞と土を耕運機を使って耕しました。鶏糞を一輪車に積んで畑に入れる作業も大変でしたが、慣れない耕運機の運転も大変です。操作を教わりながら交代で作業を実施して、良い土壌づくりができたと思います。この場所では白菜を作付けの予定です。この白菜は寒い時期のお鍋の主役になれるのか！収穫をお楽しみに。

第3回活動のようす（2021年10月30日）

午前中は活動時に休憩場所で使用するテーブルとイスの修繕（主に塗装）作業を実施しました。作成から年数が経過し塗装があちこち剥げてきていたもので、自分たちが使うものを自分たちで蘇らせようということで実施しました。電動ヤスリや紙ヤスリで残っていた塗装を落とし、そこからローラーやハケを使って塗装を施し、見違えるほどきれいになりました。今後の活動で有効に活用していきます。
午後は畑で早く育っている赤かぶや人参、長ネギを収穫し、今年収穫し保存していたにんにくの植え付けを行い、作業終了後には赤かぶ漬け体験を実施しました。色づきのいい赤かぶと大きな長ネギの収穫は楽しく、赤かぶ漬け体験は皆さん慣れた手つきで手際よく行いました。今回は保存期限は短いですがすぐ食べられる千切り漬けをメインに実施しました。持ち帰って数日で皆さん味わえたようです。

第4回活動のようす（2021年11月13日）

寒さはあったものの天気に恵まれた活動日。収穫の秋ということで育ちに育った野菜たちを大量に収穫しました。長ネギ、大根、赤かぶ、水菜と大きく育った野菜たちを次々に収穫し、軽トラック1台に積みきれないほどの収穫でした。楽しい収穫作業とはいえ、大きく育った野菜たちを収穫するのは時間も力も必要です。参加した皆さんの力を合わせて、なんとか午前中で収穫を終えることができました。これからの時期、鍋に最適な野菜たちは参加した皆さんが喜んでお持ち帰り。
午後は前回に引き続き赤かぶ漬け体験を実施しました。千切り漬けより長く保存できる切漬けを個人でのお持ち帰り用と最終回の皆さんのお持ち帰り用として塩漬け体験を実施しました。個人用は量も少なく、前回体験したこともありスムーズに作業を終えることができましたが、最終回の持ち帰り用は大きな樽2つ分ということでおよそ40キロ分をみんなで協力して作りました。個人用は持ち帰ってから調味料を入れて1週間程度で漬けあがります。早いうちは辛味が強いため、試食をしながら好みの辛さになったら完成です。最終回のお土産用は、事務局で責任をもって漬け込みました。

第5回活動のようす（2021年12月4日）

いよいよ第7期最後の活動となりました。中止があったりした今期の活動ですが、最終回は多くの方から参加いただき開催することができました。
午前中はそば打ち体験ということで実施しました。乾燥するこの時期にそば打ちということで、室内でエアコンは使用せず、反射ストーブにやかんを置いて蒸気を出しながら実施しました。以前はうまくまとまらないこともあったということでしたが、今回は室内の環境づくりがうまくいったようでそば粉のまとまりは良かったようです。そばを伸ばす作業は力加減が難しく、途中で切れたり穴が空いたりするものもありましたが、何とか伸ばしてきれいな蕎麦ができあがりました。お昼は打ちたての蕎麦をざるそばバージョンと秘密の具材と畑の長ネギを使ったあったかい蕎麦の2種類をみんなで食べました。打ちたての蕎麦は香り、のど越しよく、みなさんお腹一杯の大満足でした。
午後は最終回ということで畑に残った野菜たち（長ネギ、大根、白菜）を収穫。雨が降り畑のコンディションは良くありませんでしたが、みんなで協力してスムーズに作業を終えることができました。最終回ということで収穫野菜は大盤振る舞い。皆さんいっぱいのお土産を持ってお帰りとなりました。
次年度も皆さんに喜んでもらいながら、山北と交流するこの事業を実施していければと思います。