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「薪能」を堪能しました

記事ID:0017640 更新日:2015年8月27日更新 印刷ページ表示

狂言「蟹山伏」

能「紅葉狩」

日時

平成27年8月15日(土曜日)午後6時30分~

場所

村上市総合文化会館

記事

大須戸能保存会の「薪能」が開かれました。

静寂につつまれた会場に、ライトに映し出された能装束がきらびやかに浮き上がり、幻想的な雰囲気の中、舞囃子「猩々」、狂言「蟹山伏」、能「紅葉狩」が演じられました。

狂言では法力を自慢した山伏と強力(ごうりき)が蟹の精に耳を挟まれるという滑稽なしぐさに笑いを誘い、能では平維茂(たいらの これもち)の鬼退治を描いた一曲で、山中における美人の描写と相対し、本体を現した鬼の威勢に目を見張りました。

能を魅了するとともに、大須戸集落で江戸時代から培ってきた伝統芸能への見聞を広めることができました。