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平成29年5月26日(金曜日)午前11時00分~
村上市緑町(荒茶製造工場)
本市の製茶会社4社で組織する「村上製茶株式会社」の荒茶製造工場が本格稼動の運びになり、薫風清々しく通り抜ける中、厳かに竣工式が執り行われました。
村上茶は400年を超える時間を、年々歳々息づく人すべてに関わりを持って受け継がれてきました。
今、伝統と文化を継承しながら荒茶工場が稼動されましたことは、北限の茶処としての発展に期待を膨らませました。工場内は茶畑で摘み取られた新芽が持ち込まれ、蒸し上がった茶葉は一次加工されながら香り高い荒茶になっていきます。それぞれ栽培された茶葉ごとに荒茶になりますので茶園独自の味はしっかり醸しながら製茶となり、さらに生産効率の向上、後継者の育成にも繋がるものと思いを募らせました。茶葉の色鮮やかな色彩と香ばしい香りが漂い、機械のリズミカルな動きと洗練された機能美に目を見張り、これを機に「村上茶」が更に発展することを願いました。