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50年前の記憶を未来に

記事ID:0029523 更新日:2017年6月16日更新 印刷ページ表示

救援物資輸送の伝たち

「川倉工」堤防にあたる水の流れを穏やかにして、洗掘が広がるのを防ぐ工法(訓練)

日時

平成29年5月27日(土曜日)午前8時30分~

場所

荒川右岸荒川橋下流河川敷

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甚大な被害をもたらした「羽越水害」から今年で50年の節目を迎え、国土交通省大野泰正政務官をはじめ、関係機関や消防団、地元の自主防災会など総勢約2500名に参加いただき荒川総合水防演習が執り行われました。

演習では、羽越水害に及んだ集中豪雨を想定して、堤防被害を防ぐための「木流し工」、「川倉工」などの水防工法訓練を消防団が実践さながらに取り組み、さらに氾濫警戒レベルに応じた住民の避難訓練やヘリコプターによる避難者の吊り上げ、救援物資の輸送などが行われ、災害に基づく迅速な情報伝達の確認をしました。

特設会場では、羽越水害を記録したパネル、関係車両の展示、地元小学生の流速体験、豪雨体験などの総合体験を行い防災の意識を高めました。

本日の演習は梅雨時期の出水期に向けて大いなる意義を持って行われ、50年前の教訓は決して忘れず、訓練を重ね強い地域社会の実現に向けて取り組みを進めてまいります。