日時
平成29年8月26日(土曜日)午後1時20分~
場所
村上市民ふれあいセンター
記事
昭和42年8月28日に荒川流域に甚大な被害をもたらした「羽越水害」から50年を迎えたことを記念し、「羽越水害の経験に学び、これからの防災を共に考える」をテーマにシンポジウムが開催され、荒川流域の皆さんをはじめ約800名の方に参加いただきました。
パネルディスカッションでは、新潟日報社論説編集委員で防災士の高橋直子さんがコーディネーターを務め、羽越水害を教訓に経験を語り継いでいく「伝える」ことの重要性や、洪水から身を守る術として「学ぶ」をキーワードに意見を交わしました。また、気象予報士の天達武史さんから「特別警報と気象災害への備え」と題した講演と、「未来を担う世代の宣言」では、荒川流域の砂山小学校、平林小学校、関川小学校の6年生が「ふれあい防災教室」で学んだ感想や日ごろからの心がけなどの発表が行われ、児童からは大きな声で力強く呼び掛けました。
このシンポジウムで、過去の教訓をしっかりと「学ぶ」、後世にしっかり「伝える」ことの大切さを改めて感じ、日ごろからの有事の備えを呼びかけていきます。