日時
平成30年1月19日(金曜日)午後5時00分~
場所
村上市郷土資料館(おしゃぎり会館)
記事
385年の歴史を培ってきた村上大祭が、1月19日に開催された国の文化審議会において「村上祭の屋台行事」として重要無形民俗文化財に指定する答申が出されました。
文化審議会では村上祭は、「江戸時代の村上城下で行われた屋台が巡行する行事を継承しており、二層二輪の大型屋台の形式は周辺の行事に大きな影響を与えてきた、これまで指定がなかった下越地方における典型例で、城下町祭礼や山鉾屋台行事の地域的な展開を考える上で重要」などとして、国がしっかりと後世に伝えるべき伝統行事だと指定を受けました。
当日、おしゃぎり会館では、この日を待ち望んで集まった保護団体である村上まつり保存会や祭りに関わる19町内の区長、屋台運営委員が一堂に会し、心躍りながらその時をを待ちました。電話を受け、文化庁より新潟県教育委員会を通じて答申結果を伝え、国指定の吉報を深く受けとめると共に、皆さんとバンザイで喜びを分かち合いました。
先人が努力をされて受け継いできた村上大祭を、さらに次の世代が誇りを持って継承していくよう市としても取り組みを進めてまいります。