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平成29年度 お知らせ・できごと

印刷ページ表示 掲載日:2018年3月29日更新

大須戸の山で、スキー滑走大会が!? ~「みもと滑降大会」を知っていますか?~         (平成30年3月16日 金曜日)

 平昌オリンピックの記憶も新しい3月。連日テレビに映し出される白銀のゲレンデや雪煙の光景は、むしろ真夏のオリみもと1ンピックよりなじみ深く、雪の上を滑る爽快感や転んだときの痛みや冷たさも、共感しながら観戦していたような気がします。

 さて、大須戸の方と話していたときのこと。おのずと、地域の歴史の話になりました。そのとき「こんなのあったんだよ、知ってるか?」と差し出された、何年も前の古いわら半紙…。そこには「第1回みもと滑降大会」と「1961年」の文字が。

 聞けば、1961年(昭和36年)、なんと大須戸の山のてっぺんから、ふもとの集落まで、スキーで滑走する大会があったとのことなのです! 見せていただいたのは、そのときのコースや内容を記録したものでした。

 滑走コースは、今で言う林道のような道を基本に、ふもとから山の上まで、なんとスキーで道ふみをして作ったそうです。主催は朝日村教育委員会および公民館、参加者は郡市全体の希望者とあり、なんと小学生~青年・壮年部まで男女問わず募集し、豪華(?)賞品まで準備されている大きな大会となっています。
みもと2

「おれは竹スキーで滑った」

「そうそう、今のタイプのスキー板が出始めた頃でなー」

「沢にまくれる(※転落する)やつもいたっけなー」 (←どうやって助けたんでしょうか…。)

…と、懐かしそうに話してくれました。コース図面では、「決勝点」は今の大須戸バス停のあたりでしょうか。選手を出迎える人たちと大きな歓声で賑わったことでしょう。

 山を良く知っているからこそ雪が降ってもコースを作ることができ、また、長い冬を有意義に過ごすため、もはや娯楽を超えたレベルのスキー技術を、大会が開催できるくらいに多くの人が有していたのだなあと思います。


 雪が降ったら山のてっぺんからスキーでみんなで滑降する…。こんな雪国スピリット、すごいと思いませんか?!

冬の…どなた?(平成30年2月14日 水曜日)

どなた1 はい、昔こういう名前のドラマありましたね…。

 最近、蒲萄集落のある方からいただいた写真です。
 なんでしょう???

 その方が自宅の居間でくつろいでいたところ、突然、部屋の窓(外側)と、雪囲いのポリカ波板の間を、何物(ケモノ)かが、するするーっとしたから登ってきたのです。

 そして、

「よっこらしょ」 と囲いを乗り越え、

どなた2 ちょっと振り返って、室内を観察したあと、すたこらさーっと、去って行ってしまったとのことです。

 イタチ? テン? この動物、何かわかりますか?

 分かった方、教えてください。

 冬の珍客でした。

”冬の楽しみ”のかたわらで (平成30年2月9日 金曜日)

スノーフェス  冬です。雪です。大雪です・・。

 塩野町地域まちづくり協議会では、塩野町小学校の「スキーボランティア」と「スノーフェスティバル」に協力しています。

 1月17日~2月2日の間に行われたスキー授業では、協議会役員3名と地域の方3名に、指導や安全のための見守りにボランティアとしてご協力いただきました。快く指導を引き受けていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 このように「自分にできることだったら…」と、手を貸してくださる気持ちで、まち協の多くの事業が成り立っています。お宝めぐり、秋の大収穫祭、まちづくりコロッケなど、特別な技術を持っている・いないに関わらず、可能な分野で関わっていただくことで、人がつながります。関わる手が増えると、補い合うことができます。

 また、2月9日に開催された「塩野町小学校スノーフェスティバル」では、地域スノーフェス2住民の交流につなげるべく、雪上花火の一部提供と、フォトスポット(スノーランタン)の作成を行いました。子どもたちが大人になった時、冬の花火をたくさん見たことや、友たちと雪像を作ったことなど、フォトスポットで撮った写真を見返して、ふるさとを思い出してくれることを願っています。

 雪深い地域だからこそできる行事をとおして、地域への愛着を深めて人々がつながるきっかけとしたい、また、こうした学校行事を、閉校後は地域のイベントとして実施できたらと、まちづくり協議会では考えています。

 そして…余談ですが、校庭の片隅にたたずむ、緑色のこれ…(右の写真)。何だか分かりますか? ヒントは、校庭では子どもたちに絶大な人気を誇る遊具。
 そうです! 答えは「ブランコ」です! あまりの積雪の多さに、とうとうここまで埋まってしまったのです…。この冬の積雪の凄さを語っています。

雪の季節に料理教室で交流(平成30年1月28日 日曜日)

 塩野町地域まちづくり協議会では、地域おこし協力隊による料理協室を開催しました。料理教室1

 当日は、連日の寒波の影響で、会場である本小須戸ふれあいセンターの雪下ろし作業日に当たってしまい…。しかし集落の皆さんが一生懸命作業してくださり、開始時間前には、きれいに雪を片付けてくださいました。集落の皆さん、ありがとうございました!

 さて、この料理教室は、地域や集落の集いの場を作ることを目的に、集落公民館を会場に実施しているものです。集落によっては、男性は集落役員や消防団など集まる機会が多いのですが、女性は集まる機会が少ないところもあります。特に冬期は、外出が億劫にもなる季節でもあるので、その解消もかねてこの時期に行うものです。

 公民館の調理室ですので、大人数で実習作業というわけにはいきませんが、みんなで一つの調理台を囲み、麻婆豆腐と棒々鶏の作り方を教わりました。素朴な疑問や冗談が飛び交ったり、少人数だからこその終始朗らかな時間が流れていました。

 実食を兼ねた昼食会では、「この地域がどうなってほしいか」「この地域の好きなところ」について一人ひとり意見を述べてもらいました。

料理2「子どもたちが元気で、この地域に住んでよかった!と思える地域であってほしい」
「大須戸能をはじめ地域にはいいもの・見てほしいものがいっぱいあるが、肝心の地域の人が知らない」
「人が少なくなっているので、集落行事をきっかけに行き来して交流しては」
「地域の運動会をやろう」…などなど…。

 参加者最年少の12歳の女の子は「集落行事が様々あるのが好き」と言ってくれました。なんだか胸が熱いのは、麻婆豆腐の豆板醬のせいでも、ショウガやネギのせいでもないはず…!! 「この地域をよくしたい!」という並々ならぬ思いも共有できた、寒い中にも暖かい集いとなりました。

恒例の「秋の大収穫祭」開催~あったかい料理と人でおもてなし~(平成29年11月12日 日曜日)

収穫祭1 塩野町地域まちづくり協議会では、地域の交流を促進し、地元農産物を味わいピーアールすること、またそれにより地域の良さを再確認することを目的としたイベント「秋の大収穫祭」を開催しています。                                                 

 毎年、郷土料理「大海」をはじめ、各集落で名物メニューを提供しており、準備した400食分のチケットは、今年も完売。来場者アンケートには「会場の雰囲気がよい」「集落の方たちの人柄が伝わってきて、あたたかい気持ちになる」…との声を多くいただきました。                                                      

  「少子高齢化」というように、塩野町小学校の廃校が決まるほど、人口が減っている当地収穫祭2域。集落でも、行事に参加する人が減っていたり、交流機会の薄れが懸念されていることから「交流の機会を増やし塩野町地域として強くまとまろう」という機運を高めることを目的のひとつにしているのが、この「秋の大収穫祭」です。

 アンケートで「久しぶりの人に会って楽しかった」「小学生が元気に活躍している姿を見られてよかった」という感想をいただくのは、こうした交流の機会が日常から少なくなっていることを示しているのではないでしょうか。

 大きなイベントばかりが功を奏するわけではありませんが、これからも地域でつながって暮らしていくための取り組みを考えて実行していくことが求められています。

あさひまつりにて「まちづくりコロッケ」販売 (平成29年10月23日 日曜日)

 10月23日(日曜日)、村上市朝日地区にて「あさひまつり」が開催されました。朝日地区の魅力を地域内外に発信するためコロッケのイベントであるこの「あさひまつり」は、朝日地区のおいしいものが盛りだくさん。朝日地区の5つのまちづくり協議会もそれぞれ名物料理で出店し、塩野町地域まちづくり協議会は「まちづくりコロッケ」を販売しました。                                                             

 主原料となるじゃがいもは、私たちの地域ではごく当たり前に栽培している家庭が多い作物です。「こんなのどこにでもある…」と思うけれど、たくさんあるからこそ、それを生かして、農家やコロッケ製造者にも収入が生まれる仕組みを作り、そしてそれを地域内外の人に「おいしい」と消費してもらえる、地域資源の循環を目指しているのが、この「まちづくりコロッケ」です。

 地域の方や塩野町小学校6年生が作ったじゃがいもでこしらえたコロッケ。雨の中、来場してくれたお客様に、ホクホク・ほっかほかの塩野町地域の幸とおいしさを届けました。

毎日の景色の中に、息づくお宝たち。~「お宝めぐりin塩野町」を開催しました。~               (平成29年9月3日 日曜日)

神社 「毎日見ているものに、ちゃんと意味があることを知りました」―イベントに参加した女の子が言ってくれた言葉です。

 6月に完成した地域のお宝マップ『しおのまち図』を活用し、集落を深く知るためのまち歩きを行うことで、途絶えがちな地域の伝承情報を異世代間で共有することを目的に、「お宝めぐりin塩野町」を9月3日(日曜日)に開催しました。子どもにも積極的に声掛けをした結果、参加者18人中、13人が小学生となり、案内人さんが説明してくれる様々ないわれに、熱心にメモを取っていました。ところどころで出題される集落にちなんだクイズにも、大きな声で答えてくれました。

 集落のボランティアさんによるおいしい昼食のあと、子どもたちの手でマップが作られ、いきいきとした書き込みが白い紙面を埋めていきました。

マップ作り 子どもたちと集落を歩いてみて感じたこと、それは、大人たちが「こんなこと聞かせても…」と思っている些細なことでも、子どもたちの好奇心を十分に満たすということ。毎日そこにあって、登下校の際に見ていて、でも「何か」なんて考えたことのないもの…それが「お宝めぐり」の主役となったことで、急に、子どもたちにとっても意味のあるものとして輝きだした瞬間に、立ち会うことができました。地域を知り、自分のふるさとにも他に負けないものがある! と感じ取ってくれたのではないでしょうか。
 「何もないと思っていたけど塩野町には古い歴史がある」、「ここにこれがあるのはちゃんと意味があるんだ…。」冒頭の女の子の感想に、そんな気づきが表れていました。

輝く夏がやってきた!~恒例の大花火大会もあるよ! あさひフォトコンもお忘れなく~!~                                                                                                                                                                                           (平成29年8月14日 月曜日)

 自転車の荷台にヤスをつけて橋を渡ってゆく男の子。ラジオ体操に行ったのに、ニコニコしてセミの抜け殻をいっぱい持って帰ってくる子ども。朝と夕に、畑へ出るおじいちゃんおばあちゃん。食卓には、今日もきゅうりたっぷりの「冷や汁」が上ります。さて、塩野町地域の各集落では、お盆の14日、様々な行事が催されます。

・塩野町…子ども神輿・仮装盆踊り花火
・松岡…ニジマスつかみ取り大会
・早稲田…奉納花相撲・仮装盆踊り大会(※ともに15日開催)
・原小須戸…そうめん流し大会
・本小須戸…大花火大会
・大須戸…奉納花相撲・盆踊り(※奉納花相撲は16日開催)
・蒲萄…仮装盆踊り大会

 本小須戸が集落で行っている「大花火大会」は、盆踊り帰りの他集落の方も、実は楽しみにしているそう。「何も知らずに、国道を通りかかったら、大きな花火が上がっていてびっくりした!」という声も聞かれます。本小須戸の方が、

「近くで見れば、4号玉も3尺玉!」

と、おっしゃっていました。…名言です!! 有名な大花火大会とは違い、ゆったりと、皆が適度な距離で、打ち上がる花火を見ることができるからです。懐かしい人にも会えるかもしれません、ぜひ、お盆の行事にご参加ください。

 あさひフォトコンテストも、8月いっぱい作品を募集しています。風情あふれるシャッターチャンスもあるのではないでしょうか。あなたが切り取った夏を、どうぞお送りください。

おいしいじゃがいも、できました!(平成29年7月20日 木曜日)

じゃがいも 塩野町地域まちづくり協議会では、地元の農産物を使い、消費・販売・利益が地域で循環する仕組み作りの一環として、地元の製造者にお願いして「まちづくりコロッケ」という商品を製造・販売しています。主原材料は、塩野町地域産100%のじゃがいもです。

 塩野町小学校にも協力いただいており、授業で栽培したじゃがいもを分けていただいています。今年もおいしいコロッケになるじゃがいもが、この日、収穫されました。はたけ

 「暑い…」「アリがいっぱいいるー!」「きゃー!ミミズ!」などの歓声(?)を挙げながらも、6年生たち、黙々とじゃがいもを掘り続けます。みんなが掘った後から、校長先生が「おーいまだあるぞー」と土を掘り返して追う…という、アフターフォローも万全の体制です。(確かに…6年生諸君、やや先を急ぎ気味です!)作業の途中には、土の中からネズミが飛び出し、みんなをびっくりさせる一幕も。

 この立派なじゃがいもたちは、秋になると「まちづくりコロッケ」として給食で提供されるになる予定です。楽しみに待っててね!

猿沢保育園にてふれあい交流会七夕の集いが開催されました。(平成29年7月7日 金曜日)

 塩野町保育園の閉園に伴い、園児たちは、この4月から猿沢保育園へ通っています。おらだりの宝物、塩野町地域の子どもたちは、どんなふうに過ごしているのでしょうか。

保育園1 7月7日に、猿沢保育園で「ふれあい交流会七夕の集い」が開催されました。「保育園の場所が猿沢に移っても、塩野町のお年寄りと子どもたちとの交流の場を継続したい、そして猿沢集落の茶の間の方々もお招きしたい」という園長先生の呼び保育園3かけに、塩野町・猿沢の両方の茶の間の方々が集まってくださることになったものです。

 子どもたちが歌やダンスで歓迎すると、大きな拍手をもらっていました。おばあちゃんたちも子どもたちがかわいくて仕方ない様子。子どもたちとおばあちゃん方で一緒に、大きな笹竹の飾りつけをしたときには、小さな手に温かい大きな手が自然に添えられていました。

 統合の前年度から交流を始めていた両園の子どもたちですが、保護者の方々も、期待と不安の両方を抱いて、子どもたちを見守っていたことと思います。でも、隣り合えば、子どもと子ども、すぐに笑顔で何事か話して笑い合い、体を寄せ合っている姿には微笑ましいものがありました。地域の皆さん、子どもたちは元気に、しっかりやっていましたよ!

 保育園に続いて、平成31年度には、猿沢小学校と塩野町小学校の統合が控えています。子どもたちだけでなく、猿沢・塩野町地域同士も、同じ学校を有する一つの学区になります。お互いの地域の色を守りつつも、手を携えて一体となり、子どもたちを育んでいくことが必要となっていくのではないでしょうか。まちづくり協議会も、地域の交流のため、協議会同士の連携を見据えて検討を重ねていきます。

 「子どもたちとたくさん触れ合えて嬉しかった」「こんなに笑ったの、久しぶりだー。」参加してくださった、おばあちゃんたちの言葉です。「ふれあい交流会」の名のとおり、素敵な素敵な七夕の逢瀬となりました。

地域のお宝マップ「しおのまち図」を発行しました。(平成29年6月30日 水曜日)

  皆さんはもうご覧になりましたか…。表紙

 塩野町地域まちづくり協議会では、平成24年から行ってきた集落散策の成果を元に、塩野町地域お宝マップ『しおのまち図Shionomachi-otakara-map』を発行しました。塩野町地域内の全戸には、一部ずつ無償配布させていただいたところです。

購入を希望される方は、朝日支所地域振興課自治振興室(塩野町地域まちづくり協議会事務局)にて、一部200円で販売していますので、ぜひお求めください

 このマップは、地域内のお宝箇所を再発見して地域中身2全体で共有して郷土愛を育み、次の世代に伝えるために、また、地域資源を知り、コミュニティビジネスの一助とすることを目的として、作成したものです。 おうちに届いた方にはぜひ、お手にとっていただき、マップに掲載されている様々なことについて、ご家族・ご近所・お知り合いで話題にしていただければ幸いです。このマップをきっかけに、「小さい頃、この場所でよく遊んだなぁ…」「昔は、ここでこんなことがあったんだよ」…など、様々なふるさとの記憶について、大人は子どもに話して伝えてあげてください。

 まだまだ、このお宝マップに載りきらなかった箇所・伝承ももちろんあります。「このマップには載っていないけど、実はこんなのもあるんだよ!」という方ありましたら、ぜひ事務局まで情報をお寄せください。

♪紅のはちまきしめてー♪ ♪走れわが友今日こそはー♪ ~塩野町小学校運動会~
                                        (平成29年6月4日 運動会日曜日)

 上記のフレーズ、塩野町小学校の在校生&卒業生であれば、誰でも熱い思いを呼び起こすはず…!。そう、これは、”塩小”の応援歌の一説です。今でも懐かしく、口ずさむ方も多いのではないでしょうか。 

 6月4日(日曜日)、塩野町小学校にて、運動会が開催されました。雨天のため、戦いの舞台は急遽、体育館の中に変更。平成30年度末で閉校を迎える塩野町小学校、この場所で児童が運動会を実施できるのはあと2回なので、「何とかグランドで元気よく走らせてあげたい!」と地域の誰もが思っていたのですが…こればかりは、人間万事塞翁が馬。

 しかしながら、子どもたちの熱気は変わりません。徒競走・リレーなどは体育館の端まで走ってコーンを折り返して戻ってくる形となりましたが、みんな全力疾走。応援合戦も、歌にあわせて振った紅白帽が、勢い余って吹っ飛んでしまうほどの力の入れようでした。

 負けて悔しがる顔も、ガッツポーズで勝利の喜びを爆発させる姿も、いつもよりぐっと近くで見ることのできた今回の運動会。子どもたちも、すぐそばにいる保護者や地域の人の応援を力強く感じていたことでしょう。そのようなことが、今回の運動会の僥倖だったのではないでしょうか。

夏も近づく…さくらんぼ祭り。 ~地域おこし協力隊、汗かいてます。~

 来る6月25日(日曜日)、塩野町地域の大須戸集落にて、「さくらんぼ祭り」が開催されます。

青いさくらんぼ 大須戸生産果樹組合の手によって大事に育てられたさくらんぼ畑にて、さくらんぼ狩りが楽しめます。そのほかにも賑やかなステージイベントあり、焼肉などの飲食ブースも予定されています。初夏の味覚を満喫しに、ぜひいらしてみませんか。さて皆さんは、さくらんぼの青い実を見たことがありますか。

←こんなです!(5月29日頃撮影)

 このイベントでは、、塩野町地域の地域おこし協力隊・高橋直人隊員が、実行委員の中心となり、地域の方々と力を合わせて企画・運営に携わっています。毎日、チラシの作成やイベントの申請関係の準備をしたり、大きな体でわっせわっせと動いている様子…。春にも、集落のおもてなしイベントの開催に携わることができました。協力隊として、地域の「こうしたい!」という思いに寄り添っ色つきさくらんぼて、彼の強みを活かした彼らしい活動で、今、地域の皆さんと歩んでいます。

 ちなみに…近づきすぎて変な線が入ってしまいましたが…。

 ←さくらんぼは今、色づいて皆さんをお待ちしています。 (6月6日頃撮影) 

 そばにいる高橋直人隊員も色づいているかもしれません。(ちょっと暑がりなので…。)

 田植えが終わってほっと一息の6月。来月には、7月14日に行われる早稲田集落「天王様」のお祭りの子どもみこしなど、夏を告げる催しが行われます。この塩野町地域にも、賑やかな光り輝く夏が、近づいています。  

小さな手で、ひとつ、ひとつ。~塩野町小学校の学校田にて田植えが行われました。~
                                        (平成29年5月22日 月曜日)

 青空のもと、「苗くださーい!」「はいよー。」と、飛び交う声。田植え1

 今年も早稲田農家組合の協力のもと、塩野町小学校の児童が学校田で田植えを行いました。例年、総合学習の時間に、5年生のみで行われていた田植えですが、児童数が減少したこともあり、昨年度から3年生以上で行っています。中にはすごく上手な子も…。「おうちの手伝いしてるの?」と声を掛けると、「そういうわけではない」との返事が。そういうわけではない…。ということはもう本能…。脈々と受け継がれる「田植えDNA」のようなもののなせる業でしょうか…?。みんな、さっ、さっ、と、いいリズムで手を動かし、天気もよく、子どもも大人も笑顔がはじけていました。

 畦から苗を投げて植える人が受け取る、恒例の「苗キャッチ」も順調です。苗が目の前で水に落ちて「ひゃー!」の悲鳴も、恒例…。子どもたちが田んぼから上田植え2がった後も、地域のボランティアの方々が頼もしい熟練の技で、苗を直してくれていました。

 子どもたちにとって、米づくりに関する知識をじかに得ることもさながら、一緒に作業して昔ながらの知恵を授けてくれる大人がそばにいることこそが、実はとても恵まれていることなのではないかと思います。

 まちづくり協議会でも、世代を超えて交流を深める活動に力を入れていきます。

新しい季節へ。~定期総会を開催しました。~(平成29年4月15日 土曜日)

総会

 設立から6回目となる、定期総会を開催しました。

 今回の総会では、昨年度の事業報告、今年度の事業計画のほかに、設立の時に策定したまちづくり計画書の修正案についても、代議員の方々におはかりしました。

 計画書見直しに携わった役員にとって、まさに生みの苦しみ?の冬だったように思います。この地域の課題は何か、そのために何をすべきか…。人口減少・少子高齢化・小学校の閉校・空き家の増加など、重い現実が横たわります。

 しかしながら、重い課題を話し合う中にも、、この地域に住まう私たちの「希望」を、熱意を持って語るよい機会となったことは、とてもいい経験だったと思います。

 「この地域がどうなったらいいか」「こうなったら幸せ」という望みを持って、語って、前に進んでいくことの大切さを、身をもって学んだように感じています。

 春を迎え、新しくなった計画に沿って進む、新しい季節へ。塩野町地域まちづくり協議会の一年が始まりました。

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