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平成28年度 お知らせ・できこと

印刷ページ表示 掲載日:2017年4月20日更新

まちづくり計画書の見直しを行っています。(平成29年2月22日)

役員会

 まちづくり協議会が発足してから5年が経とうとしており、これからのまちづくりをどう行っていくか、発足当初に制定した「まちづくり計画書」の内容を、より実態に即したものに見直す作業を行っています。

 当初思い描いたまちづくり計画のなかには、順調に進んでいるものもあれば、実現がなかなか難しいものなども盛り込まれています。それらについて「目的どおりに実行できているか・実行できていない理由は何か」「成果は上がっているか」「今後どのように事業展開すべきか」などついて、協議会役員が部会ごとに分かれて話し合い、部会長以上で調整するといった作業を行っているところです。

 凍てつく寒い季節、夜な夜な熱い議論が交わされています。春の訪れとともに、皆さんに見直しした計画についてご報告できる予定です。

小学校スキー教室ボランティア(平成29年2月2日)

スキー

 当協議会では毎年、協議会役員や地域の方からボランティアを募集して、塩野町小学校スキー授業の補助・指導のお手伝いをしています。

 子どもたちと地域の方との交流を促進するため、また、この地域だからこそ楽しめるスポーツであり、得意な人もたくさんいるという土地柄を生かして、スキーを通し地元への愛着を深める一助となることを願って実施しています。

 校長先生からは、「こんなに手厚い体制でスキー授業が行えるのは、本当に地域の人たちのおかげ。子どもたちにとっても、非常にありがたい。」との感謝の言葉をいただきました。

 ボランティアで参加して下さる方から伝わってくるのは「自分で役に立てるのなら、ぜひ協力したい」という気持ちです。実はこういった「できることから」「少しずつ」「できる範囲で」といった精神は何事においても、ひいては地域という輪を作り、助け合っていこうとする中でとても大切なのではないでしょうか。

 大人からスキーを教わった子どもたちが大きくなって、やがては、自分の子どもに教えて一緒にスキーをする。この地域の親御さんたちなら、ほとんどの方が知っているであろう、冬の幸せのひとつです。そして、この子どもたちにも、そんな幸せを味わってほしいと願っています。

塩野町集落「オサトサマ」(平成28年12月11日日曜日)

 村上市の無形民俗文化財にも指定されている「オサトサマ行事」は、塩野町集落の神社に注連縄を奉納する行事です。

 この行事、女人禁制で、注連縄作りやオサトサマの行列には、女性が加わることはできません。女神とされる山の神様がヤキモチを焼くからだとか…。オサトサマ

 花嫁行列を模して、仲人様を先頭に、村の男性たちが夜なべで作った注連縄と、酒樽が続き、神社までの道を練り歩きます。慣わしでは、注連縄を今年結婚した男性が、酒樽を今年婚約した男性が担ぐとされていますが、そうはいかない年もあり、往年の名選手(ちょっーと前の新婚さん)が復活することもありました。仲人様や担ぎ手の顔に面白おかしく化粧するのも、当行事の特徴です。祝い酒が振舞われ、沿道で出迎える人たちも長持唄や箱根節で出迎えます。

 注連縄と酒樽、担ぎ手の長襦袢の薄紅色もあいまって、寒い中にも、めでたい華やかな雰囲気。自慢の唄で囃すおばあちゃんたちも、嬉しそう。子どもたちも、ものめずらしそうに、行列についていっていました。

秋の大収穫祭(平成28年11月6日日曜日)

収穫祭

 すっかり、当協議会の看板行事となった「秋の大収穫祭」。

 500円のチケット制で、郷土料理・名物をメインに、各集落から趣向を凝らしたごちそうが提供されます。地域の交流を促進し、地元食材で作られるごちそうを味わって、この地域のよさを再認識しよう、という主旨で行っており、例年、400人前後の来場者を迎えています。

  今年は、当地域のソウルフード「大海」を、荒沢集落が担当。大海は毎年、担当集落を変えて必ず提供しており、集落で(各家庭単位でも!)材料や味付けが異なりますが、どこのを食べても絶対においしいのです・・・。荒沢のお母さん方の「おらの大海、うんめろー?」と言わんばかりのにこにこ顔に、地域の食を誇りに思っている気持ちが伺え、ふと会場を見渡せば、それは、どの集落にも共通した気持ちであることがわかりました。

 この収穫祭には、集落の方々に多大なる協力をいただいています。そして毎年、集落というコミュニティの結束の力、底力を見ることのできるイベントです。まだ来たことのない方も、ぜひおいでください。

 地域の方からいただいた「来場者に地域の味を楽しんでもらうというイベントの成功ももちろん大事だけど、一番大事なのは、このイベントの準備や参加を通して、人と人とがつながっていくことだよね」という言葉が、胸に残りました。きっと、私たちは、つながっていけると思います。

あさひまつりで「まちづくりコロッケ」を販売(平成28年10月23日日曜日)

あさひまつり

 みどりの里一体を会場に、「あさひまつり」が開催され、当協議会からは「まちづくりコロッケ」を販売しました。

 朝日地区で久々の開催となる大きな「まつり」であり、まちづくり協議会としても賑わいの創出にぜひ協力したい・・・ということで、朝日地区の5つの協議会が連携し、郷土料理をテーマに各地区自慢の一品を販売しました。

 鮎の塩焼きや大海などの「ごっつぉ」が振舞われる中、当協議会からは、地域のおいしい食材を使い地域内で製造・消費するという、地域資源を循環させる仕組みづくりの一環として製造している「まちづくりコロッケ」を提供しました。

 時折雨の降る中、温かい汁物やホカホカのコロッケを、笑顔を交わしながら食べることは、皆さんにとって何よりのご馳走だったことと思います。

夏を満喫! 松岡集落・にじますつかみどり大会(平成28年8月14日日曜日)

 各集落でお盆行事が催されていますが、その中から松岡集落の「にじますつかみ取り大会」をご紹介します。

 毎年、松岡公民館主催で実施されているこの行事は、集落住民と帰省客のふれあい・交流活動を通じて親睦を図り、集落の一体感をにじます作り出すことを目的としています。

 特設のブルーシートプールに放されたにじますを、待ってました!とばかりに子どもたちが追いかけます。捕まえたにじますは、大人がその場で焼いてくれたり、捌いて刺身にしてくれます。魚が焼きあがるまで、焼きそば、焼き鳥が振舞われ、スイカ割りも行われました。

大人から子どもまで、集落住民・親戚の顔まで分かったり、昔の話で盛り上がったり、集落の人たちにとって、このイベントの果たす役割はとても大きいもの。まちづくり協議会でも、このような集落の「つながり」を深める活動に、これからも協力していきたいと考えています。

地域おこし協力隊が地域の茶の間におじゃましました!(平成28年7月27日水曜日)

 地域おこし協力隊が、大須戸集落の地域の茶の間を訪問しました。協力隊・高橋直人隊員がミ茶の間ュージシャンでもあることから、ギターを持参し、歌で交流を深めました。

 地域おこし協力隊って何?と思っている方も、まだまだいらっしゃいます。なので、まず、支所の担当職員からご説明。

 隊員はこの春から移住していること、「ヨソモノ・ワカモノ」の目線でこの地域のよさを掘り起こし発信したり、隊員の個性を生かした活動で「地域おこし」を手伝うために着任した人であることなどお話しして、集落の方に、日々の生活のお付き合いなど色々協力していただきたいことをお願いしました。

 本人からも自己紹介を行い、「早くなじんで皆さんと仲良くなりたい!」ということをお伝えして、お待ちかねの歌タイム。 隊員の直人さんは、この地域に住むにあたり、「朝日音頭」の練習をしてきており、みんなで口ずさんで、手拍子も出て・・・この日一番の盛り上がりとなりました。

早稲田集落「天王様」~子どもみこしでにぎやかに~(平成28年7月14日木曜日)

 早稲田集落の夏の風物詩といえば、天王様。集落の白山神社のお祭りです。この日は、集落の子どもたちが集まり、お神輿を担いで、集落を練り歩きます。

 神社で神主さんに祝詞をあげてもらった後、いざ、太鼓を先頭に、お神輿が出発です。子どもたちは、笛に合わせて「わっしょい!」と、元気のいい声でゆっくりと進みます。              天王様        

 傍らには一緒に歩いてくれるお母さん方。そして、子どもたちの声を聞いて沿道へと                                                                    出てきた集落の人たちも、出迎えてくれました。中には、「集落の子どもたちを見るのが楽しみで、毎年見に来るんだー」と、汗を拭き拭き、目じりを下げて話してくれるおばあちゃんも。ここでも、子どもたちへの温かなまなざしを感じることができました。 

 子どもたちはこの後、集落内に設けられた数々のポイント(コーヒー牛乳などが待っていたりする素敵なポイントです…)を回って、大きな藤の木の下で休憩です。恒例の休み処とのことで、おいしいアイスをほおばる子どもたちはもちろん、子どもたちを見下ろす藤の木もなんとなく満足そうな、夏の午後でした。

地域おこし協力隊活動推進会議(平成28年6月7日火曜日)

 今年、塩野町地域では、初めて「地域おこし協力隊」を受け入れました。この日は、集落やまちづくり協議会など、受け入れ地域における各種団体の代表に集まってもらい、協力隊に協力してほしいこと、協力隊が取り組めること・やりたいこと、そしてお互いに力を合わせて、どのようなことができるか・・・といったことを話し合いました。  協力隊会議

集落にある農家民宿を活性化したい、ここならではの料理を多くの人に食べてほしい、地域外からも移住してくれる人や訪れる人が増えてほしい・・・など、たくさんの提                            案が出されました。

「協力隊の特技である料理を生かした集落活性化」「地域内の人々の交流」「地域外の人々との交流」を3本の柱に協力して活動していくことを確認し合いました。

おいしいお米になりますように…。(平成28年5月26日 金曜日)

いざ田んぼへ・・・!

塩野町小学校の子どもたちが、学校田で田植えを行いました。

昨年度までは、総合学習でお米作りを学ぶ5年生だけが田植えを行っていましたが、児童数減などの理由から、今年度からは3年生から6年生までが参加しての田植えとなりました。

協力してくださる早稲田農家組合の方からお話を聞いたあと、子どもたちは、水の張られた田んぼへ、そーっと足を…。

「きゃー! つめたーい!」「泥がむにゅむにゅするー!」「足の下になにかいるー!」(何がいたのかは分かりませんが…。)

みんなで「ピース!」子どもたちは黄色い声を上げながらも、田植え恒例の”苗キャッチ”もしっかりマスターし、しっかりとしたとした手つきで苗を植えていました。

田んぼの真ん中で手を振る子どもに、苗を投げてあげていた地域ボランティアの方が、「こうやって子どもに苗を投げて、子どもがしっかり受け取るでしょ、もう、それだけでコミュニケーションが取れるんだよね。」と目を細めて、おっしゃっていました。農家組合や地域ボランティアの方々がこんなにお手伝いしてくださるのも、子どもたちをかわいいと思ってくださっているから。見渡せば田んぼでは、地域の人にほめられて嬉しそうに動いている子、苗を受け損なって大笑いしている輪があったりと、あたたかな交流が生まれていました。

学校田で田植えを行いました。 [PDFファイル/29.34MB]

平成28年度定期総会を開催(平成28年4月23日 日曜日)

総会の写真

朝日みどりの里を会場に定期総会を開催しました。

地元市議会議員の渡辺様と塩野町小学校長の名古様を来賓にお招きし、区長・代議員・協議会新旧役員ら併せて65名の出席により、平成27年度事業報告・平成28年度事業計画など審議が行われ、また、今年度は役員改選にあたり、新旧役員による自己紹介も行いました。

会の中では、この4月から着任した「地域おこし協力隊」の高橋直人さんも紹介され、出席者からは、新体制でのまちづくり協議会の活動が更にステップアップをしていくことへの期待が寄せられました。

総会終了後は懇親会を開催し、あちこちで「久しぶり!」「最近どうだ?」など、親交を深め合う笑顔が見られました。今後の地域の活性化に向け、熱く意見が交わされたひとときでした。

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