ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

若年性認知症とは

記事ID:0034563 更新日:2018年4月1日更新 印刷ページ表示

認知症は高齢者だけの病気ではありません

認知症=高齢者の病気と思われがちですが、働き盛りの年代でも認知症になることがあります。それが「若年性認知症」です。若年性認知症は18歳以上、65歳未満で発症する認知症の総称です。
若年性認知症も原因や症状は高齢者の場合と同じですが、頭部損傷などの事故による後遺症で起こることもあります。

若年性認知症の人の抱える問題

働き盛りの世代であることから、本人だけでなく家族の生活にも大きく影響します。仕事の継続が困難となり、退職を余儀なくされ、経済的に苦しい状況になることもあります。また、子どもが成人していない場合には、教育・就職などに何らかの影響が考えられます。年代的に親の介護が必要なケースも多く、二重に介護負担を背負う場合もあります。

若年性認知症への理解

若年性認知症は、世間的にはあまり知られていない病気の一つです。
認知症は高齢者だけの病気ではなく、高齢者とは抱える問題が異なるということを地域の皆さんに理解してもらうことが、若年性認知症の人とその家族の生活を支えることにつながります。