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豪雨や台風による停電時の通電火災対策について

記事ID:0054101 更新日:2020年9月25日更新 印刷ページ表示

 通電火災とは

  「通電火災」とは、地震、台風などの自然災害の影響により、停電から電気が復旧することによって発生する火災のことをいいます。この「通電火災」は阪神淡路大震災や東日本大震災において、火災による二次災害が頻発したことでその要因として注目されました。近年では、線状降水帯による局所的かつ長時間の豪雨や台風などの自然災害により、長時間の停電の発生が懸念されているところです。

 自然災害による停電が復旧し再通電した際、電気機器・電気配線からの通電火災が発生する場合があります。ご家庭において今一度出火防止のポイントをご確認ください。

通電火災にいたるまで(例)

 1 電気ストーブ、アイロンなどの電気機器の電源が入ったまま再通電したことにより、接していた可燃物を過熱し出火
 2 電線、引込線、屋内配線が損傷した状態で通電し、配線の短絡(ショート)や樹木の接触による地絡(漏電)によって、火花が発生し出火
 3 分電盤、家電などの電気機器の基盤が水に濡れたことによってできた想定外の電気回路に通電したことにより、短絡やトラッキングが発生し、内部から出火

通電火災を防ぐために

 【対策1】 再通電しても出火危険がない状態にしておく!

  〇停電時に家を空ける際には、ブレーカーを落としましょう。
  〇停電中は家電などの電気機器のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。

 【対策2】 再通電させる前に家の周囲や室内を確認する! 

  〇家の外壁や周囲の状態から、電線や引込線の断線や損傷がないか確認し、異常があれば電気業者に連絡しましょう。 
  〇分電盤が濡れていないか、屋内配線が損傷していないか確認し、異常があれば電気業者に連絡しましょう。

 【対策3】 再通電させる前に電気機器を確認する! 

  〇電気ストーブ、アイロンなどの電気機器の電源が入ったままになっていないか確認しましょう。
  〇電気機器の周囲を整頓し、燃えやすい物が接していないか確認しましょう。
  〇電気機器の本体や配線に損傷がないかよく確認し、異常があれば使用しないようにしましょう。
  〇一度水に浸かってしまった電気機器は、乾燥させたとしても内部の配線や基盤が故障している可能性があり、通電させると出火の危険がありますので、使用せずにメーカーにご相談ください。

             猫             消太    

 


消防庁より火災予防対策の動画が配信されています。ご確認ください。
https://www.fdma.go.jp/mission/prevention/suisin/post-2.html   



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