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村上小学校では3年生が総合学習の一環として村上大祭を学び、その集大成として下級生を招いて成果の発表や体験活動を行う「ミニ村上大祭」を毎年開催しています。今年も12月2日(火曜日)に開催されました。
子どもたち自身がグループごとに分かれて村上大祭について「わかったこと」をクイズ形式にした発表や、自ら作詞もして一生懸命練習した「村小甚句」の披露、力強い「獅子舞」や勇ましい「荒馬」の実演、そしてリアカーを改装したミニおしゃぎりの曳きまわしなど、本番さながらのにぎやかなひと時を過ごしました。
今年は村上大祭も七夕まつりも新型コロナウイルス感染予防のため開催できませんでしたが、それだからこそ「ミニ村上大祭」を成功させたいという子どもたちの熱い気持ちが伝わってきました。
子どもたちが考えた今年の「村小甚句」の力作を紹介します。
・村小グランド 松の木あるよ あれは百年前から 見守ってる
・村小シンボル 羽を広げて それは鶴だよ うつくしい
・村上茶は あじがよくて 体にもいいから のんでほしい
・おしろ山 ながめがいいから みんなでのぼると 楽しいよ
・五年生は メロこがうまい すてきな演奏 きいてみな
・三年生は まつりが大好き 今日のまつりは とくべつだ
日にち:12月2日(火曜日)
場所:村上小学校
村上市では新型コロナウイルス感染症の影響により、販売価格が低迷した村上市のユリ生産農家の支援事業として、村上市産ユリ切花の知名度・認知度向上を図るためにユリ切花を公共施設などに配布しました。
村上市では年間を通してユリが栽培されています。生産者が丹精込めて育てたユリは、結婚式をはじめさまざまな場面で飾られており、白やピンクなど色とりどりの品種があり関東・関西の各市場より高い評価を受けています。
市内公共施設などを訪れた方は、村上市産のユリの魅力を楽しんでいました。
<岩船地域コミュニティセンターロビーに展示された様子>
<村上地区では竹製一輪挿しに飾りました>
村上地域まちづくり協議会地域活性部会では、地域商店街を会場としたにぎわいイベント事業として、協議会の拠点施設 「村上地域コミュニティ空間 土間ん中」にイルミネーションを施しています。
新型コロナウイルス感染症による苦境の中ですが、「地域を元気づけたい!」という思いから、実施されています。
★実施期間 2020年11月28日(土曜日)から2021年1月16日(土曜日)
★点灯時間 午後5時から午後9時
※金・土曜日は午後10時まで延長
※12月31日は1月1日朝まで延長
岩船町には「源内塾」と呼ばれる、かつて寺子屋であった建物が残っています。
資料によれば、1704年に村上藩主榊原公が越後高田に転封になった時、当時のご当主が録を辞し、この地に寺子屋を開いたのが始まりで、歴代ご当主によって明治の学制発布まで寺子屋は続きました。
源内塾は江戸期の大火に何度か見舞われ、現在残っている建物は江戸末期頃の再建と推定されています。
長い年月で傷みが激しくなり、改修工事が行われることになりましたが、建物内に残されていた道具や資料類を保存しようと、工事前、片付け作業が行われました。
寺子屋で使っていた机やそろばん、昔の生活道具などか見つかり、当時の様子を伺うことができました。
場所:岩船上大町