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神林地域に住む定住人口でも旅行やドライブに来る交流人口でもない、市内外から来て神林地域で活動する「関係人口」を作り、食・自然・歴史・伝統文化なと魅力的な地域資源を活用したイベントや地域づくり活動に参加をしてもらい、つながりを深めながら、神林道の駅「穂波の里」を拠点として、継続的に地域とかかわる仕組みづくりを行うことにより、移住につながる動きや地域を担う人材育成につなげることを目的としています。
6月に定植したかぼちゃ苗の生育状況を見に7月下旬、栽培者の畑にお邪魔させていただきました。梅雨が長引きうどんこ病などがついている葉もありましたが、受粉が成功し小さな実があちこちに見られこの先の成長がとても楽しみです。すでに40センチを超える大きさになったかぼちゃや、60センチを超える大きな葉もあり驚きとともに土づくりや水やり、受粉や草取りなどきめ細かな管理をいただいていることに改めて感謝の思いを感じました。10月のイベントに向け引き続きご協力よろしくお願いします。
5月に行われた地域の学習から、子ども達がピザレシピに使用できそうな神林の食材を選定し7月5日(金曜日)8時25分から生産者・製造者を訪問しました。
【お米・トマト】
1か所目は小岩内集落でお米とミニトマトを栽培している農業法人の高野さんを訪問しました。データを活用したスマート農業の説明に子ども達も興味津々。栽培で大事にしていることや、暑さに強い米作りについてなど、子ども達が事前に用意した質問に高野さんが丁寧にお答えくださいました。
【味噌・醤油】
2か所目は塩谷集落で味噌・醤油を製造販売する野澤さんを訪問。お店に漂う味噌・醤油の良い香りに包まれながら、材料や製造方法を説明していただきました。商品の特徴や材料へのこだわりなどの質問にお答えいただき、また仕込み中の大きな木桶を覗かせてもらうなど貴重な体験をさせていただきました。
【ねぎ】
3か所目は北新保集落でねぎを栽培している武者さんの畑を訪問。広い畑にきれいに植えられたねぎ。武者さんは3万本のねぎを栽培されているそうで、栽培方法や神林のねぎの特徴などをご説明いただきました。大きく育ったねぎをもらった子ども達は「ピザレシピに加えたい」と意気込んでいました。
【野菜(じゃがいも・ピーマン・茄子など)】
4か所目は北新保で野菜を栽培している川崎さんの畑を訪問。JA北新潟の鈴木さんが川崎さんの栽培する野菜について説明してくださいました。川崎さんの野菜は学校給食にも使われており、自分達が毎日食べている美味しい給食となっている事を知り驚いていました。丹精込め栽培された美味しい野菜をより身近に感じ、その後食べた給食はきっといつも以上に美味しく感じたのではないでしょうか。
【ピザ試食】
最後はピザについて学習をしました。ピザの起源や作り方について学んだあと、今回の訪問先で栽培・製造を見学した食材を使いピザのトッピング体験と試食をしました。チーズが少し苦手と話していた子も、焼きあがったピザを食べた瞬間「美味しい」と、とびっきりの笑顔を見せてくれました。「味噌の味が良いね」「ねぎも入れた方が良いね」などレシピ考案に向け活発な意見が飛び交っていました。
この日学んだことをもとに次はいよいよレシピ考案です。どんなピザができるのか楽しみですね。
今年度ハロウィンかぼちゃの栽培にご協力くださる保育園、小中学校のみなさんが苗の定植作業をされました。
神納小学校 6月10日(月曜日)
3年生が大苗2本、中苗3本、小苗30本を植えてくださいました。JA北新潟の方の植え方指導を受け、つるが伸びる方向を考え植える向きを変えるなど1本1本丁寧に植えていただきました。最後はみんなで「うまく育ちますように」とお願い。ご協力本当にありがとうございました。
みのり保育園 6月10日(月曜日)
すみれ組さん(年長)が小苗10本を植えてくださいました。植え方の説明を熱心に聞き小さな手で一生懸命植えてくださいました。植え終わるとJAの方に感謝の気持ちを伝えるため、園児さんがJAの方に次々とハグをする姿が微笑ましかったです。
平林小学校 6月11日(火曜日)
4年生が大苗2本、中苗10本を植えてくださいました。1つの畝に対し何本の苗を植えるのか、水やりのタイミングや量など、たくさんの質問があがりました。今年は大きなかぼちゃでコンテスト入賞を目指すそうです。エントリーお待ちしております。
神林中学校 6月11日(火曜日)
環境委員のみなさんが大苗3本、中苗23本を植えてくださいました。とても暑い日でしたが、地域の方の指導を聞き支柱を立て、つるがはう場所には藁を敷くなど手際よく作業をしてくださいました。今年も秋にはたくさんのかぼちゃが収穫できそうですね。ありがとうございました。
この度、「♯うぇるかみing (第11号)」を発行いたしました。令和6年度事業計画や令和5年度地域づくり活動サポート事業の助成団体の活動内容などを掲載しております。今年度も地域づくりなどに取り組む団体活動の支援や、子ども達の郷土愛醸成への取り組み、またイベントなどを通し神林地区の魅力を発信するなど、人口減少・少子高齢化など地域の課題解決のため地域のみなさまと活動を進めてまいります。
♯うぇるかみing 第11号 [PDFファイル/976KB]
令和6年5月23日(木曜日)午前10時15分から平林小学校で学校連携事業を行わせていただきました。この事業は子ども達の郷土愛醸成を目的とし、昨年度から近隣の学校にご協力をいただき実施しております。地域の学習から子ども達が地域に対し出来ることを行うというものですが、今年度は平林小学校5年生20名にご協力をいただくことになりました。今回はその第1回として神林地域の現状と将来について学習、その後の話し合いの中で今年度は「地元産品を使用したピザレシピ考案」をテーマに取り組みを進めていくこととなりました。
令和6年4月23日(火曜日)午後2時から神林支所3階第4・第5会議室にて開催しました。本会では地域づくり活動サポート事業実施要項の一部変更ついて協議し、地域づくりに取り組む団体が利用しやすく、より充実した支援ができるような内容に変更されました。また今年度申請のあった団体の書類審査を行い、公正な審査の結果以下の3団体に対し助成金の交付を決定いたしました。
【団体1】
団体名:神林商工会(お幕場茶会実行委員会)
活動名:第34回 村上市お幕場茶会
助成決定額:80,000円
【団体2】
団体名:ももかわ桃源郷倶楽部
活動名:ライ麦の収穫体験とお滝様見学と交流会
助成決定額:50,000円
【団体3】
団体名:塩谷活性化推進協議会
活動名:水質調査イベントと塩谷町屋散策、外部客に対する町屋案内
助成決定額:80,000円
申請団体の活動については、神林地区における関係人口を創出するモデル的な事業として捉え、今後の活動内容についても当実行委員会のSNSなどでお知らせさせていただきます。
今年も道の駅神林で、10月に予定しているイベントで使用するハロウィンかぼちゃを栽培していただける方を募集します。初めて栽培される方も、苗のお渡し時に栽培マニュアルをお渡ししますのでご安心ください。神林地域を盛り上げるためぜひご協力をお願いします。
※予算に限りがありますので、応募状況によりお断りする場合がございます。あらかじめご了承ください。 【申し込み先】 村上市神林支所地域振興課自治振興室 tel 0254-66-6122